松下幸之助VSトヨタ(プラスの変化)

chu♥chu ねっとわーく

2010年07月15日 08:07



 








 みなさん、暑い日が続いていまので、自分の体に感謝しながら

ゆっくりゆっくり動いていきましょうねー。

 ピンチをプラスに変える力をもっている人ってとてもすごいですよねー。

体にハンディのある方々にも共通するすごさをいつも感じることがあります。

松下幸之助さんのたくさんのいい話がありますので、そのひとつを紹介しましょうねー。

 今日もいつも楽しみながらゆっくりゆっくりいきましょうねー。感謝感謝です。



『松下幸之助VSトヨタの激突。』
松下幸之助の伝説の会話を一言たりとも聞き逃すな

昭和36年。

松下幸之助率いる松下通信工業の幹部全員が集まり会議が開かれていた。

トヨタ自動車から大幅な値引き要求があったのだ。

松下が納めていたカーラジオを半年以内に20%コストダウンしろ、との要求がトヨタからあったのだ。

これは松下にとって、死ね。というに等しいくらいのムリな要求。

松下の幹部たちは困り果て、言葉もでない。

20%のコストダウンなんて絶対ムリ。静まり返る会議室に、

あの男が現れる。

松下幸之助の登場だ。
ここから幸之助の伝説のトークが始まります。

第一声はこうだ。

「どうして、トヨタはこういう要求をしてきたんや?」

トヨタのこの要求の裏には貿易の自由化問題があった。

GMやフォードといった大メーカーとの価格面での競争が本格化し、

このままでは日本の自動車産業そのものが滅んでしまう、という危機感がトヨタにはあったのだ。

「そうか。そういうこっちゃな。

でも、よく考えてみい。松下がトヨタさんの立場だったらどう考えるかや。

やはり、同じ要求をしていたかもしれんな。

君らは無茶な要求やと驚いてるが、トヨタさんはどうや。

どうすればコストダウンを達成して、日本の自動車産業を発展させていくことができるかという危機感でいっぱいやろう。

いわば業界全体、さらには国のためを考えてるんや。

松下一社の話とは違うんや。

ここはできません、と断ってはいかんと思う。

なんとしてでも、値を下げなければならん」

幸之助のこの発言に対して、幹部の一人がこう発言した。

「けれどもトヨタの要求はまず5%、半年後に15%。計20%という無茶なハードルです」

幸之助はこう返した。

「コストダウンというのは5%、10%を目標にしたらかえってできないんや。20%となると、もう小手先の知恵ではどうにもならない。

発想を全て変えないとできん。

大きさを半分にしてしまうくらいの発想でないと、これはできんわな?

これは単に値引き要求を受けたというだけのことではないんや。

日本の産業を発展させるための公の声だと受け止めなければならんのやないか?

もし20%の値引きに耐えられる製品ができたら、どうや?

トヨタさんだけやなく世界で通用する製品になるんやないか?」

会議室の空気が一変した。

この会議に参加していた幹部の一人は

「最初、みんなが困惑して淀んでいた会議の雰囲気が

ぱっと晴れたかのように明るくなった」と、語っている。

「これができたときには全世界の会社が売ってくれと飛んでくるで。

そう考えると、これはピンチやないな。

松下にとって飛躍への天佑やな。チャンスやと思わんか?

ありがたいことに、できたら買ってくれるという先まで決まってるんや。

こんなにありがたいことはないで。

普通は納入先を探さなあかんのやからな」

幸之助がこう語り終える頃には、

「やります!!!やります!!!きっとやり遂げます」

と、幹部一人一人の気持ちは燃えあがっていた。

最後に幸之助は幹部にこう言ったという。

「よし、その調子やで。ところで、いま利益はどのくらい出とるんや?」

「3%です」

「なに????3%やて少なすぎるで、それは」

数分前まで深刻に困り果てていた幹部が、やる気になり、そして最後のこの会話で笑いが起きた。

やる気があり、笑いもある。

そんなところには、天使が舞い降りる。

結論を書こう。

松下、コストダウン20%達成。

本気になって協力してくれた松下の心意気に、

トヨタも販売台数という形で答えた。

つまり、コストダウン20%したにもかかわらず、以前よりも松下の利益が増えたのです。

まさに、この瞬間、松下通信工業がカーラジオのトップメーカーへ踊り出たのである。

ひすいこたろう著
3秒でHappy?名言セラピーメルマガより



ピンチを大のチャンスに変えてしまう松下幸之助さんの一言。

『好景気は
企業が伸びる
不景気は
人が伸びる』



いつもどんな環境であろうが、
プラスに変化を起こす人になりたいですねー。

☆☆☆
『ピンチはチャンス!


階段から落ちた!

これはいったい何のチャンスだろう?
そうか
落ちても痛くない、やわらかい素材の階段をつくろう
転落を予知して、エアバックか開く洋服を開発しよう
落ちると自動で通報してくれるシステムをつくろう
階段転落用の保険をつくろう
入院中に勉強ができる図書館付き病院をつくろう
階段のない家をつくることはできないか

階段から落ちたら、他人の役に立つアイディアを見つけるチャンス

問題が起きたことが問題なのではなく
問題をどう受け止めたかが問題』
福島正伸☆楽しい一日を

☆☆☆
 今日も楽しみながらゆっくりゆっくりいきましょうねー。
できない理由が見つかるほどできる理由も増えていく

感謝一念。

大城健@北中城村

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